症例別アドバイス:歯痛

2025.03.31

歯の根の鈍い痛み…カンジダが原因かも?ホメオパシーでのケア方法

「歯の根付近がズーンと鈍く痛む…」

 

ホメオパシー健康相談で度々寄せられるご相談です。

歯科医では様子をみて神経を抜くなどと言われ、クライアントは歯の神経だけは抜きたくないと相談を受けることがあります。

 

このような症状があるとき、虫歯や歯周病を疑う方が多いですが、
実はカンジダ(カンジダ症)が関係していることもあります。

 

本日は、歯の痛みとカンジダの関係、そしてホメオパシーでの対処法について解説します。

 

歯の根の鈍い痛み…カンジダが原因の可能性も?

カンジダ(カンジダ・アルビカンス)は、誰の口の中にも存在する常在菌です。

 

免疫が低下したとき
抗生物質を使用した後
糖質の多い食生活をしている

 


このような条件がそろうと、
異常に増殖して歯茎や口の中に炎症を起こすことがあります。

 

カンジダが原因の可能性がある症状

✅ 口の中に白い苔のようなものができる
✅ 歯茎がヒリヒリする、赤く腫れる
口臭が強くなる
✅ 口内炎ができやすい
✅ 砂糖やパンなどの甘いものを食べると悪化する

 

 

ホメオパシーでのケア方法

歯の痛みに使えるホメオパシーのレメディを紹介します。

 

Borax(ボーラックス)

🦷 カンジダが関与する歯の痛みに
・口の中に白い苔がある
・口の中が過敏で痛みを感じやすい
・冷たい飲み物で楽になる

 

 

・ Mercurius solubilis(マーキュリアス・ソル)

🦷 歯茎が腫れて痛みがあるときに
・口臭が強い
・唾液が多く、口の中がネバネバする
・夜に痛みがひどくなる

歯周病や口腔内の炎症を伴う場合に適しています。

 

・ Hepar sulphuris(ヘパー・サルファ)

🦷 膿が溜まりやすく、痛みが鋭いときに
・歯の根元に違和感がある
・温めると楽になる
・慢性的に歯ぐきが腫れやすい

膿が関与する痛みには、Hepar sulph. が役立ちます!

 

・Silicea(シリカ)

🦷 歯茎が弱く、傷が治りにくい人に
・膿が出やすい
・冷たい空気で痛みが増す
・歯のトラブルを繰り返す

体質的に歯が弱い人におすすめのレメディです。

 

・Plantago major(プランタゴ・メジャー)

🦷 ズキズキする歯の痛みに
・歯の神経が痛む
・歯の根元がズーンと重く痛い
・片頭痛や耳の痛みを伴うことがある

とにかく歯の痛みを和らげたいときに便利なレメディ!

 

レメディの使い方

🌀 30Cまたは200Cを1回試し、様子を見ながら適宜繰り返す。
🌀 改善が見られれば、レメディの服用をストップする。
🌀 状態が変わらない場合は、レメディを変更するか専門家に相談を。

 

歯の痛みを防ぐためにできること

ホメオパシーのレメディと同時に、日常のケアも大切です。

糖質を減らす(特に白砂糖、小麦製品)
プロバイオティクスを摂る(ヨーグルト、発酵食品など)
ストレスをためない(免疫を下げる大きな原因)
歯ぎしり・食いしばりを防ぐ(マウスピースの活用など)

 

まとめ

✅ 歯の根元の痛みはカンジダの影響も考えられる
✅ ホメオパシーのレメディで、体のバランスを整えながらケア
✅ 糖質を減らし、免疫力を高めることで再発を防ぐ

痛みを抑えるだけでなく、歯の健康を根本から整えていきましょう!
ホメオパシーを活用して、自然なアプローチで健康な歯を維持してくださいね。

死ぬまで自分の健康な歯を保ちましょう

おまけの話

お口のトラブル、実は…?中年世代とカンジダの関係

「最近、なんだか口の中がヒリヒリする…」
「白い苔のようなものが舌に…?」
そんなお悩みを抱える方、実は40〜60代の男女に増えています

原因のひとつとして、意外と知られていないのが…
オーラルセックスを介したカンジダ感染です。

続きは明日のブログで

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