症例別アドバイス:アレルギー

2024.01.16

花粉症

花粉症とは
スギやヒノキなどの植物の花粉によって、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといったアレルギー反応が表れることを「花粉症」と言います。

実は本来花粉は人体には無害。
人には外敵の侵入から体を守る「免疫」というシステムがあり、この免疫が花粉を敵とみなして攻撃を始めることで、アレルギー反応を起こしてしまうのです。

今まで花粉症ではなかった人に突然、アレルギー反応が出ることがあります。
体内に入った花粉を敵だと認識すると、体内で「IgE抗体」というタンパク質が作られます。

IgE抗体は花粉を攻撃する役割があり、花粉と接触するたびに作られ、体内に蓄積されていくのです。

長年吸い込んだ花粉により、このIgE抗体の蓄積量があるレベルに達すると花粉症を発症すると言われています。

タンクがいっぱいになってある日あふれ出るように、花粉症も突然発症するのです。

とはいうものの、それだけが原因ではなく、遺伝的要素がかかわっているとも言われています。

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